2023年09月25日

京都工学院もSSH

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「前期選抜」について、シリーズを書いていたら

中3生から「京都工学院」の話をというリクエストがあったので

書ける範囲でブログでも情報を共有しておきます。

かつて京都には

洛陽工業高校と伏見工業高校という学校がありました。

その2校が再編されて

新しく「京都工学院高校」が誕生しました。

令和5年で8年目を迎える学校です。

学校は立命館中学校・高等学校があった

伏見区の深草にあります。

アルファスクールからは

この春に入学した生徒さんがいます。

京都工学院ができた年以来久しぶりの進学です。

この学校には

その他の専門学科である「フロンティア理数科」と

工業に関する学科である「プロジェクト工学科」の

2学科があります。


「専門学科」のみ設置されている学校です。

その他の専門学科である「フロンティア理数科」

国公立大学・難関私立大学への進学を目指す学科です。

『理数』科という名前ですが

令和4年度から2・3年生は

理系だけでなく

文理融合系のカリキュラムも導入されました。

これは、生徒の100%が理系の学部に進学するというわけではない、

という実態に合わせた措置のようです。

ただ、【工学部系・理学部系・情報学部系】に進学した生徒が

全体の60〜70%ということですので

まずは、そのあたりの学部への進学に興味がある生徒さんなら

見学に行ってみてはどうか、といったところです。

大学の学部はまだ決めていないけれど

自分は「数学に強い」ということなら

工学部系・理学部系以外にも

経済・経営学部への進学を選択することもあり得ると思いますし

実際、フロンティア理数科からも15%ほどは

【経済・経営学部系】に進学しているようですから

そういう場合も見学に行ってもいいですね。

これに関しては、かつて京都成章高校から

経済学部に進学し現在銀行に勤めている卒業生が

「高校で数学をちゃんとやっておいて良かったっすね」という言葉が懐かしいです。

さて、「プロジェクト工学科」は

「ものづくり分野」と「まちづくり分野」という

2つの系統にわかれています。


こちらは工業に関する学科ですので

高校卒業後の進路は「就職」のイメージが強いかもしれませんが

R4年度の進路状況は各分野で以下の比率になっています。

「ものづくり分野」
進学:就職 = 55 : 45

「まちづくり分野」
進学:就職 = 60 : 40

進学が50%以上になっています。

初めて見た人は意外に思うかもしれませんね。

新しいトピックとしては

令和5年度からスーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定されました。

開校以来、STEAM教育やプロジェクトゼミという

独自の授業を展開してきた学校ですから

SSHに指定されて特別な予算がつくことで

さらに興味を引く授業が行われているようです。

理論系の理数教科と実践系の工業教科をクロスさせた教科を行い、

従来から行ってきた外部機関との連携も強めていくということですので

このあたりは説明会で詳しく聞きたいところです。

ウェブサイトからもYouTubeで動画が見られるので

手始めにそれを見てみるのもいいですね。

最後に選抜に関して。

「フロンティア理数科」は前期選抜で100%の募集を行います。

●検査項目
@報告書150点 A独自学力検査(国語・数学・英語・理科)400点 B面接30点

「プロジェクト工学科」は前期70%・中期30%の募集を行っています。

前期選抜はA-1(60%)・A-2(10%)にわかれていますが

A-2には必ずラグビーの活動実績が必要になります。

●A-1の検査項目
@報告書135点 A共通学力検査(国語・数学・英語)150点 B面接50点

●A-2の検査項目
@報告書135点 A共通学力検査(国語・数学・英語)150点 
B面接100点 C活動実績報告書100点

プロジェクト工学科の中期選抜は

残りの30%を選抜します。


中期選抜ですので検査項目は

他の学校の「普通科」と同様に以下のようになっています。

@報告書195点 A学力検査(国語・社会・数学・理科・英語)200点

募集に関しては

「フロンティア理数科」は少し苦戦しているかなという様子です。

地元「西乙訓高校」は伏見の呉竹文化センターで

個別進学相談会をされるみたいですから

逆に伏見の地から「京都工学院」・「桃山高校」

そして「舞鶴高専」も交えて

3校で長岡京のバンビオで説明会を開催・・・

なんてどうですか?

市×府×国で合同説明会・・・、ダメ??







あけた



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posted by アルファスクール at 22:31| Comment(0) | 高校紹介

2023年05月19日

英語の勉強はどこでする?

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勝山中の1学期中間テスト2日目が終わりました。

お疲れさまでした。

来週試験が返却されたら解答用紙を持ってきてくださいね。

間違いがあった場合に

どのような間違い方をしているのかを確認します。

次回のテストにつなげるために必要なことですからね。

明日と明後日は「長岡中」のテスト対策です。

高校生も中間考査前ですから

積極的に参加してください。

さて、その昔「英語に力を入れているのは?」というタイトルで

ブログを書きました(確認したらもう7年前でした)。

数年たっても他の記事よりも

それなりにアクセス数を集めています。

そこで久しぶりに

「英語学習に力を入れている高校」についての記事を書きます。

一校目は「北稜高校」です。

一校目に選んだのですが

北稜高校の場合、英語学習にだけ振り切って

力を入れているというわけではありません。

4本の柱から構成されている教育の特色の1つに「国際教育」があり、

その中で英語学習を加速させるような取り組みがなされています。

「丁寧な語学指導と多様な異文化体験をとおして、

グローバルに活躍する力を身につけます」と

パンフレットに掲載されています。

マレーシア姉妹校との交流プログラムや

タイ・台湾・ロシア・韓国などの高校生との交流、

そして、京都産業大学・京都精華大学との高大連携など、

コースに関係なく『全生徒』が対象となる取り組みが実施されています。

「国際志向が強いが、英語力には不安がある」生徒さんに

来てもらってください、とアナウンスしておられるからこそ

英語学習に対するモチベーションを高める活動が

しっかりと準備されている印象です。

気持ちを高め、実践ができるような

国際交流活動の場が『全生徒』に用意されているというのは

興味はあるけれど、一歩踏み出すのに躊躇してしまうという生徒さんに

とても勧めやすいポイントだと感じています。

「英語苦手やわぁ」と思っていたら

そういった活動からは距離を置きたくなるのが本音でしょう。

「全員」が参加するものが用意されているのは

初めの一歩目を踏み出すときに

余計な勇気が必要なくなりますね。

令和5年度入学生から

オーストラリア海外研修実施を計画中ということで

この研修も全クラスが対象となっています。

また、高校2年生からは3つのコースのうちの1つに

「英語人文コース」も設置されています。

このコースでは、学校設定科目として

「Active English/英語特講」という授業があるので

1週間に学べる英語の授業時間数も多くなります。

こちらはコースですので、

英語が得意な生徒さんや

希望する進路がそちらに向いている生徒さん向けですね。

北稜高校は、数年前の中期選抜では

倍率が「0.9」を切ることがありました。

しかしこの3年は連続して倍率は上がっています。

希望して、入試を突破して

入学する学校になってきているということですね。

前述の通り、授業以外での全員対象の取り組みが用意されているので

「英語は苦手」だけど頑張ってやりたいと思っている生徒さんは

見学に行ってみてはどうでしょうか。

ただ一点、実際に苦手な生徒さんが

英語でどこまで力をつけたのかということがわかれば

更にいいのにな、とは思います。

もちろん、わかりやすい指標をあえて示さず、

意味のない競争に乗っからないというのも

一つの考え方なのかもしれませんが。

長岡京市・向日市・西京区からはかなり距離があるので

実際に説明会に足を運んみて

「行きたい!!」と思える学校なら

チャレンジしていきましょう。

6月17日(土)に説明会がありますよ。






あけた

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申し込みたい人は言ってくださいね。
posted by アルファスクール at 19:08| Comment(0) | 高校紹介

2023年05月16日

待っていたのはあなたの学校の進路状況

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昨日の授業開始前に

中学3年生の1人が

「進路の相談があります」と来てくれました。

学校に提出する書類があるようで

何となく頭の中にある学校について

色々確認してくれました。

まだ説明会などがほとんど始まっていないこの時期に

入学を「希望」する学校の名前を書いて提出するというのは

なかなか難しいことですが

中学3年生には、学力を高めると同時に

自ら選ぶ姿勢も大事にしてほしいですね。

当該の生徒さんの姿勢、GOODです。

さて、学校を選択するといっても

何を切り口にすればいいか迷ってしまうという人たちに

今日は「進学実績」という指標を1つ見てもらいます。

その高校からどの大学に合格したのかという

数字を見てもらうということです。

実際に数字を見てもらう前に注意点を2つあげます。

進学実績はその年度に大学に合格した生徒の「人数」が

出ているだけですから

自分がその高校に行ったとしても

先輩と同じ大学に合格できるのかは

わからないということを頭に入れておいてください。

そして、合格実績は「延べ数」で

示されていることがほとんどなので

1人の生徒が何校も合格している場合があるということも

わかっておかないといけません。

「○○大学 80名」と書いてあったとしても

実際に80人の生徒が合格したかどうかはわかりません。

選抜の方法・日程・学部など

高校入試とは違って、多岐にわたるので

1人で○○大学に3回受かるというようなことがあります。

以上のようなことを頭に入れたうえで

今日は地元の「桂高校」と「洛西高校」の進学実績を

見比べてみましょう。

令和3年度・4年度の「国公立大学」と「関関同立」、

「産近佛龍」及び「同女・京女」の合格者数を示します。

桂高校・洛西高校(R3・R4進路).pdf

一覧は各校のWEBサイトを確認してください。

高校卒業後は大学に進学したいと思っている人なら

聞いたことがある大学名がいくつか出てきたのではないでしょうか。

「自転車で通える」とか

「したい部活がある」というのも

学校選択の指標の1つだと思います。

ただ、将来は大学にと思っている人たちは

「進学実績」も見るべきところに加えておいてください。

進路の面談はいつでもしますので

声をかけてくださいね。




あけた

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昨日は通常授業のない中学1年生が自習にきていました。
「扉」は開いていますからね。
積極的な活用を。





posted by アルファスクール at 14:36| Comment(0) | 高校紹介